2008年10月15日水曜日

独裁者には近づきすぎない…

ローマ帝国以前より「独裁者」というのはたいてい何処にでもいる。で,どうしても一部の世代になると「○○の独裁はおかしい」「不公平だ」などという不平 不満がでてくるのだが,いやなに,独裁主義であろうと民主主義であろうと不平等や不平不満はでてくるので,これはまあ,理想主義と現実主義との相克という 見方もできなくはない。

 ただし独裁者が権勢をふるっている場合,どんな組織形態であれ,「近づき過ぎる」と必ず最後は運命をともにして転落する。たとえそれが株式会社の社長な りオーナーなりであっても「権力はいつかは滅ぶ」のであって,未来永劫に続く権力というのは今の所世界史の歴史には刻まれていない。多少は,「生き残り」 のために歩み寄る必要性もあるが,独裁者に近づきすぎた人,最後は結局,共倒れになっちゃうんだなあ,これが。

 政治家の世界や株式会社,あるいは宗教団体あるいは労働組合,さまざまな団体があるが,どこの団体のそういう組織形態であれ,「独裁者には近づきすぎるな」,これは最大鉄則ということになる。

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