2009年5月26日火曜日

inside out

 「どん底」状況での人間関係を大事にしろ…とはよく言われる。たしかに一定の所得やら社会的地位やらが一時的にどん底になった状態での人間関係はとても大事だ。なぜなら人間の最低限の「本質」に注目して交際してくれているのが前提だからだ。
 逆の考え方もある。とてつもなく「どん底」になると、自分自身のエネルギーが枯渇してどうしても「後ろ向き」の発想になってしまう…。後ろ向きで消極的 でネガティブな発想しかしない人間と、積極的に交際しようなんていう人はむしろ稀で、人間の内面が外側の人間関係に逆に反映されてしまう。

 最低の状況の場合でも交際してくれる人間(友人や家族や)はもちろん大事だが、そうした状況でも前向きな発想ができるようにしておくことも大事なんだろうと思う。